便秘薬・下剤が効かない頑固な便秘を解消するには!

薬が効かない!

30年以上健康相談を受けていますと、高齢者になればなるほど薬を多用した頑固な便秘の方が多いです。

便通改善の対策をお聞きしますと、なんと4.5種類もの便秘薬が下剤を併用、中には病院から出た処方箋プラス市販の薬を追加されている方が実に多いこと!

さらに食物繊維や乳酸菌サプリを摂ってもぜんぜん効かない!

また当社と契約してますネット販売店のシルキーズでも、

「下剤が効かない。飲んでもでません。スッキリしません。」
「便意がない便秘で困っています。便秘薬も長年の使用で効きません。本当に困っています。」
「慢性便秘です。かかりつけ病院で薬をもらっていますが、このところ効き目なし。いろいろ試していますがこれといって満足感がありません。排便にこれほど悩むとは。」

など色々な問い合せがあると聞いてます。

慢性の便秘体質と長年の常用が原因で効かなくなった訳ですが、まずは『大腸を再生させながら下剤が効くようにする』これを目標とし、これがクリアーできれば次のステップに進みましょう。

“便秘薬や下剤を飲めば飲むほど便秘はひどくなる”

間違っても次から次へ薬を変えるような事は絶対しないようにしてください。

効かない時、まず大腸の細胞を再生させましょう!

もう一度原点、基本に戻って腸活・大腸のリハビリをしていきましょう。

「大腸の腸壁細胞を再生させる」

これにつきます。

便秘薬(特に刺激性のアントラキノン系)を長年常用していますと、腸壁細胞を傷つけます。

その結果、腸壁が黒ずむことも。(大腸メラノーシス)

原因は腸壁細胞の新陳代謝が乱れてしまい、不要な細胞が残って黒ずむ。

大腸メラノーシス、大腸黒皮症

※上記はイメージ画像ですが、実際の写真は、「大腸メラノーシス」「大腸黒皮症」などで検索していただければ、より鮮明に分かります。

細胞の新陳代謝が乱れますと腸粘膜や腸壁細胞が正常に機能せず、この影響で腸のぜん動運動が弱って、下剤も効かなくなってしまうと考えらます。

時間はかかりますが、正しい腸活ケアを続ければ腸管細胞は再生され、元のキレイな細胞に戻ります。

細胞は新陳代謝を繰り返し、新しい細胞を作る本能がそなわってします。特に腸管細胞は代謝が活発なので、正しくケアをすれば大丈夫です。

再生のカギを握るには、腸内で生産される短鎖脂肪酸や有機酸の質と量です。

『短鎖脂肪酸・有機酸を効率よく生産する』

何故なら細胞修復や活動エネルギー源として必要な栄養素だから。

この意識を強く持って取り組んでいきましょう。

短鎖脂肪酸(有機酸)の生産性と働きについては、こちらの便通改善で詳しく解説してます。

便秘薬が効かなくなった時、まずは病院で診察を!

「便秘薬や下剤を飲んでも効かなくなったー!」、「便が全く出ない!」、不安いっぱいで先が見えない状況かと思います。

こんな状況になれば誰でも正しい判断はできません。だから専門の第三者に相談して気持ちを落ち着かせることです。

また心配ばかりしていても行動しなければ事は進みません、不安も解消できません。

大腸検査

まずは病院に行って、内視鏡検査と血液検査をしましょう。
病院の処方箋でも効かなくなった場合は、かかりつけと違う病院て診てもらうのも一つの手です。

悩みを親身なって聞いていただける先生と出会うことも時には必要であり、心のケアにもなります。

内視鏡の時の下剤が有効!

大腸の検査をする時は、腸の中を全部カラにする必要があります。一度リセットすることは便秘を治すためにも効果的です。

“腸の大掃除をする” そんな気持ちで大腸検査をしてください。

また、便に赤黒い血が混じっている、ここ最近残便感が強い、細い便しかでない、このような場合は特に内視鏡検査を。

もし大腸に異常がなければひと安心、次のステップや対策に集中することができます。

先生からは食事指導やあなたにあった処方箋がでると思います。

大腸検査で異常が見つからなければ、ここからは自己管理の継続。

「蠕動運動が弱っている」、「腸が人より長い、細い」、と先生に言われても気落ちせず目標を立てて大腸を再生させていきましょう。

まず薬が効くように大腸を復活させる!

『便秘薬が効かない』『下剤を飲んでも出ない』、この状況まで来ると腸管壁を覆っている粘膜が損傷していたり腸管細胞が弱っていると考えられます。

これが原因で感知能力が鈍り、薬の刺激にも鈍感になってしまったのです。

まずは腸管細胞や粘膜組織を早期に修復する必要があります。

この修復作業に必要不可欠なのが、『短鎖脂肪酸や有機酸』という成分。

短鎖脂肪酸とは、ビフィズス菌をはじめてとする腸内細菌が糖質などを発酵分解して産出する酸性成分(乳酸、酢酸、酪酸、プロピオン酸など)。ヨーグルトやお酢の酸味成分も短鎖脂肪酸です。

腸内細菌

腸内細菌は腸管の粘膜部分に棲みつき、腸内環境が良ければ、粘膜内にていい働きをして短鎖脂肪酸を産出します。

短鎖脂肪酸は正常な粘膜を作り上げ、また腸管細胞のエネルギー源となって新陳代謝を促進させます。

腸管細胞の新旧が入れ替わり正常になれば、便秘薬や下剤の刺激にも反応し始め、また効くようになります。

最低でも、ここまではクリアしましょう。

そして次の目標は、薬に頼らず排便ができるようにすること!

その為には腸内腐敗を抑え、腸内を発酵へと改善し短鎖脂肪酸を沢山作ることです。

短鎖脂肪酸を沢山つくるには!

腸内で短鎖脂肪酸を増やす、腸内環境を整える、どちらもプロセスは一緒です。

短鎖脂肪酸の原料となる食べ物を意識して摂ってください。

それは吸収されにくい多糖類、具体的にはオリゴ糖や水溶性食物繊維

※食物繊維には不溶性と水溶性があります。野菜などに多く含まれているのは不溶性がほとんど、不溶性食物繊維は短鎖脂肪酸の原料にはならない!

下記の解説図をご覧いただければ、仕組みがお解りいただけると思います。

ぜん動運動が活発になる様子

オリゴ糖は小腸で吸収されず、大腸まで届いて腸内細菌によって発酵分解。
その時産出されるのが有機酸短鎖脂肪酸です。

この短鎖脂肪酸が腸管から吸収される途中で、腸管細胞のエネルギー源となって腸壁の修復やぜん動運動を活発にします。

一にも二にも意識するのは「大腸内で短鎖脂肪酸を沢山つくる」、これが分ければ目標や改善計画も明確になるはず。

水溶性食物繊維やオリゴ糖を効率よく摂取して、短鎖脂肪酸が常に生産できればきっと大腸は応えてくれます。

体質改善とおなじように腸質改善にも時間がかかります。
でも諦めずに継続してケアに徹すれば、便秘薬や下剤が制限内の服用量で効くようになってきます。

そしてこの目標が達成できれば、次は薬の量を減らす目標、そして薬なしで自然排便ができるようになる、ここまで頑張りましょう。

薬が効く効かないに関わらず和食は大事!

大腸の体力を復活されるには和食とオリゴ糖のコンビがおすすめ!

その訳をこれから説明します。

土台は和食!

よく「昔の日本人は便秘の人がいなかった」と言われます。

和食

“和食”の基本メニューは、ご飯とお魚、それに野菜、豆、キノコ類の煮つけ、酢の物、味噌汁、そして漬物です。

食物繊維たっぷりの和食、しかし注意してほしいことがあります。

それは不溶性と水溶性とのバランス、よく不溶性と水溶性との割合は2:1が理想と言われますが、現実は難しいのです。

理由は、水溶性食物繊維の含有量が少なく不溶性を多く含む食材が多いから。

ですので便秘に良いからといって野菜を沢山摂ると硬い便がつくられやすく、かえって便秘が悪化することもあるのです。

特に腸が弱っている方は要注意。

ではどのような対策を!

朝も昼も夕食もご飯は徹底して摂りましょう。
まずは炭水化物、糖質と食物繊維を含んだご飯を規則正しく摂ることです。

次に食物繊維対策!

水溶性の代用になるのが実はオリゴ糖なんです。

水溶性食物繊維が摂りにくい場合はオリゴ糖で補ってください。

水溶性食物繊維=オリゴ糖

どちらも善玉菌を増やすとともに有機酸・短鎖脂肪酸の原料になります。

薬が効かなくなってくると、どうしても焦りも不安も増しますが、腸の動きを再生するには時間がかかります。

目標意識(短鎖脂肪酸を腸内で作る)を常に持ちながら、毎日根気よく継続して行きましょう。

便秘を解消させる裏ワザ

水分摂取編

本当に水分を摂っていますか?
「水は意識して摂っている」と思っていても案外とれてない場合があります。
1日の水分量は食材に含まれる水分と合わせて1㍑半~2㍑です。

裏ワザその一
目に見える水分摂取法として、毎日500ccのペットボトルを2本用意。
この中には、水やお茶、スポーツドリンクやミネラルウォーター、オリゴ糖入りドリンクなどを作りましょう。

朝起きてから寝るまでの間、小まめに飲んで2本全て飲みきるようにしてください。
これで1日の摂取量がハッキリわかります。
※夏の暑い時期は3本以上が理想。

裏ワザその二
朝は余裕をもって起きます。
起きてすぐに200ml程度の水(オリゴ糖入り)を飲み、その後から朝食をしっかり摂ります。

裏ワザその三
500ccのペットボトル2本のうち、1本はオリゴ糖入りドリンクにします。
エクセレント75オリゴ」大さじ2杯ぐらいをぬるめのお湯に溶かしてペットボトルに詰め、外出先や仕事先でも小まめに飲みます。

 

生活習慣編

休みの日でも朝は同じ時間に起き、水分と朝食、昼も夜も3食きちんと定時に食べます。

寝る時間帯も毎日同じ時刻にして、睡眠時間は十分とって腸のゴールデンタイムを活かしてください。

朝食後は、便意がなくても決めた時間にトイレに行って、毎朝出そうとする気持ちを持つことです。

目安は3~5分、いきまず前かがみでかかとを少し上げてトイレ時間を作りましょう。

適度な運動も必ず生活習慣の一部にいれます。
じわっと汗をかくぐらいが理想。

例えば、寝る前に無理のない程度の腹筋をする。
朝起きたら5分ほどうつ伏せになるもの効果的。

これで腸を目覚めさせます。

 

以上、最低限のことを説明いたしましたが便秘に役立つことは沢山あります。

「これは自分に合いそう」と思ったことはどんどん取り入れてください。

最後にもう一度、便秘薬が効かなくなった時は、『短鎖脂肪酸を沢山作る』この目標でコツコツ努力してください。

下記の「エクセレント75」は、腸内環境を整えるだけでなく、短鎖脂肪酸の原料にもなります。お役に立てれますことを願っております。